─過去:ドルチェ─
[決められるわ、>>0:238と彼女が断言すると、不思議とそう思えてきます。そうですね、とわたしも微笑んで頷きましょうか。
しかし続く彼女の言葉には、わたしは悲しそうな顔をしました>>0:239
それから…さらに続いた言葉にも。>>0:240]
……そうなのですね。
…誰かから見る幸せの物差しと、自分で感じる度合いって、…たぶん。違うこともあるから。
[そう、“逆も然り”であったように。
わたしがそうであったように。あなたは不幸な子なのだ、かわいそうな子なのだ、と、言われ続けた記憶が蘇ります。]