これは、私を迎えてくれたあなたへのお礼。今も舞台に立ち続けるツバサ様たちと同じように、私も、本当はとても強いから。種のうちから乾かぬようにし、夏の暑さにも水を忘れないでくれれば、大丈夫だ。[ささやきは、夜明け前の凍える大気を伝い。 “次”へ至る朝陽を浴びまいとする暗がりのあさひのもとに、孤独に寄り添う調べ>>1:194のように響きます。]私自身は、大輪と呼ぶには少し小さな花だったが……この子たちは、真に大きな花をここで咲かせるかもしれない。