[ 本来の役割と直接の関係のない筆記機能は、 かつてこの人型のモノと共に在った人間が―― この島における最後の人類が、彼の独断で 通称「イサリビ」にインストールしたもの。 後にこの筆記内容は、島を訪れた機械―― 元軍用機の通称「アルバート」に託されるが、 その後様々な機体へと渡るうちに、 どのような形態のテキストと化し、 だれのもとに運ばれるか、イサリビは知らない。 ]