……私、には、珍しさの有無は分かりません……が ………ええと……その……[ 悲しいほどに口が上手くない。 スープで緊張が解れても、身体が温まっても 己の舌は錆びついたままのようだ。 ] ……感情、を……素直に表現出来る…のは。 とても……素敵なことだと、思い、ます……[ 少女にとっては、驚かないことであっただけで。 彼にとって珍しいものだったというのなら、 それは両立されうるものだろう。 ]