[そのとき入ったのはたしか、夜雀亭。かわいらしい女の子が給仕をしてくれたのだったか。たいした話はしなかったように思う。仕事の話は、流石に食事の場でするようなものではない。最近買ったお菓子とか、お友達とのお茶会とか>>0:295、そのぐらい。それ以外は、ここのごはんがすごくおいしくて、夢中になって食べてたからあまり覚えていない。もちろん、デザートもしっかり食べた。「自由を愛し、不変を嫌う。わがままできまぐれな朝の王様。」彼がヘルハウンドとどう繋がっていたのか、ぼくが知る由もない。]**