[『洋食』と書かれたメニューは、見たことあるようで無いものばかり。
コロッケとか、ロールキャベツと書いてある商品には
パンプキンのピックが挿してあって可愛げがある。
その中から、メンチカツを2つ頼んで、1つをすぐジョンに差し出す。
包み紙の中でアツアツカリカリに揚がったパン粉の塊が覗いていた。
僕も空腹だったので、ジョンの様子を見ることもなく
かぶりつけば、複雑なスパイスの香りと
漏れ出す肉汁のマリアージュがたまらない。]
ん〜、んっま。
ビール欲しいな。
[文章ハロウィン関係なくないかって?
楽しむにはこういうのでいいんだよ、こういうので。ピックも挿してあるし。]*