――そして訪った、運命の日[……さて。 生まれ故郷とはまるで違う星に降り立った私は、 緑のリボンを髪に結び、センターの外へ出た。 道中、幾つも幾つも連日のように報道が流れていたけれど 私は敢えて、最初の一報以外は目に入れないまま 貴方≠フ姿を 探していた。 伝えたい話は、纏まりましたか。>>-92 私は……実は全然ダメなままなの、って言ったら まだ見知らぬ貴方は、どんな顔をするのかな。]