[そう語り合った日々を思い出しながら。
珈琲を淹れてくれると言うなら待ってましたとばかりの笑顔で頷く]
わあ!スイッセスさんの珈琲だ!
ありがとう、もちろんいただくよォ。
あっ、じゃーアタイはカウンターに座ろうかな。
スイッセスさんが珈琲を用意してくれるトコを見るのが好きなんだ。
[言うが早いか身軽に隅の席を立つとカウンターに位置を変える。
そうして頬杖をつきながら珈琲が出来上がる様子を見守るのだ。
ちなみに、なぜ彼だけ「さん」付けなのか?
それは彼がおじいちゃん(製造年とか関係なく)だからだ。
年長者は敬わなければならない。
だからこその「さん」付けなのダ。*]