…ん?恨み?恨みかぁ…
うーーーん…うーーーーん……
[ごんごろごんごろ。そろそろ雪玉をくっつけようか…
いやけどまだもうちょっとおおきくしたいな…ごろろろろ。
そう思い始めた頃振られた話題には、うーん、うーんと悩んでしまった。正直、どうして!?というショックはあった、てかショックが大きすぎた。それ以上のことは何も思いつかなかった。…けれど]
…実はなー、その日は仕事だから会えないって言われてたんだ
だから、なんとなく…何か嫌な予感はしてて。
だから…彼女の職場の近くまで行ったんだ、会えないかと思って。薔薇を持って…贈りたくて…それで見てしまった、騙されていた真実を。
……思えば、僕は、ミミちゃんが好きで尽くしてきたけど、それはひとりよがりだった…だから騙されたんだ…って…
怒りたい気持ちが、起こらないんだ。
正直恨みはあるような気がするが、そんな資格はないような気も…していてさ
[…ごろろろろ、よし、かなりおおきくなってきた。
この、どうしょうもない気持ちと同じように]