[ヘローさんの配慮に甘えた形で、私は名前を告げます。>>43
偽名を使うことが私自身頭になかったため、相手も本名だと信じて疑っていませんでした。]
ありがとうございます。
[良い響きの名前だというヘローさんの声は、まるで笑ってくれたみたいに聞こえました。
そうして、偶然か必然か、知ることになる本来の姿。
ヘローさんがニンゲンだと言うことは、推理して辿り着いたものではなく、私にとっては事実として目に見えることでしたが、その指摘はとても困らせてしまったみたいです。>>44]
………望んだわけでもなく、なのですね。
[気づいたら機械の姿だったと聞いて、私は驚きます。
ヘローさんが機械工だとは想像も出来ず、何の繋がりもないのだろうかと不思議に思っていました。
けれど、この後のヘローさんの行動は更に私を驚かせました。]