[でもね、未来の話は たくさんあるの。 貴方≠知りたい気持ちと、問いたいことと、 ……えっと ええとね 何から始めればいいのかな。 私がそうして迷っているうちに、見知った姿の、 けれど初めましての 貴方 は来たかしら。 夢渡りじゃなくなって、思うままに想うひとを探しに来た なんにもなしの 夢見る私は、見えたかな。] …… 、[思わず慣れた名前を口にしようとして、閉じる。 貴方は シェルタンじゃ ないのだから。 ああ、──そうだった。]