[ルミは会った記念にケーキを焼いてくれるらしい。>>46 夢見るように語られる甘い甘い”愛” 手作りのケーキ。 たっぷりのジャムとバターとお祝いの言葉──。 ああ、それは、それは──……、 『あなた、お誕生日おめでとう!娘と一緒にケーキを作ったのよ。 たっぷりのジャムとバターを作った美味しいケーキ。 もちろん愛情もたーっぷり入れたわ、ふふっ』 かつて食べたケーキによく似ていたものだから。 思わず懐かしさと寂寥に柔らかく微笑む]