─ ロビー ─
[ 嘗て遠目に見た姿>>67は鬼気迫るものがあった
ジキオンより少し小さい姿が側に居たような気がするけれども、それもハッキリと見えた訳では無い。
ソレがどのような立場の物かは知る筈も無く
いや、その光景に微かな胸騒ぎは感じていたのだ。 主人であるタイサが高揚したようにヒト質の存在について語っているのは小耳に挟んだ事がある。
…けれどもその違和感には蓋をした。
今は主人の為、危険を排除する任務が優先されるから。
不確かな情報でニンゲンを惑わせる訳にはいかないから。
…そうでしょう?]