幕間 ─アマノ&イクリール─
[ キロンと言葉を交わす間、イクリールたちの席のほうから
派手に立ち上がる音がした。
>>10 思わずそちらに視線を向ける。
何を話しているか、具体的な言葉まで
じっくり聞く余裕は無いが、
>>30 険悪な状態なのは理解できた。
キロンとの話に意識を集中しようとしても、
時折、彼女の荒らげる声が耳に届く。
>>*4 対するアマノのほうは、静かに思えるが。
イクリールがあれほど激情に駆られる姿に、オレは覚えがない。
二人の間に何があったというのか、
気がかりでならなかった。 ]**