ピギー、もしかして結構早くからそう考えてたの?
[首を傾げて問うて。]
……私に帰れとも、帰った方がいいとも。
一度も言わずにいてくれたもんね。
[それが例え、最初の方は信頼関係も何もなく、世話役と旅人の関係でしかなかった故であっても。
おかげで逃げ出さなかった今があった。
選択の末、生きていく道を見つけることができた。]
私から、事前に伝えておく。
元の世界には戻らない……この世界がいいですって。
[きっとギルド側はその言葉を受け止めてくれただろう。
けれど手紙の存在や、親交のある旅人同士の関係を考えた上でか、ピギーと共に門へ呼ばれることとなったのだ。>>#1
ピギー>>42は着ぐるみの上に解せぬと吹き出しを掲げているが、こちらは一応呼んでくれたんだなと穏やかな表情である。]