星狩りの国-暁の街-

22 【完全RP村】機械人類は、蒼穹の空の夢を見るか


石火硝煙 ヒート・H・フットマン

朝方・表通り

[鬼さんこちら、血の続く方へ。
フットマンは時折、近くの壁で長くなった葉巻の灰を折りながら歩いていた。
血溜まりから出る時に、服は絞ったのに靴底は気にしなかったお馬鹿さん。
進行方向に血の足跡>>75をつけて歩いていた。

徐々に薄くなる足跡の先を、フットマンはきっと暢気に歩いていたはずだ。
ふぅ、と紫煙を吐き出して、不意に男は足を止めた。]


んん…お客さんかな?


[彼女の走る足音がどれほど鳴ったか。
彼女が影から様子を伺うようなことをしたかわからないけれど。

フットマンは生物としての自身の“直感”というものを信じた。
信じて足を止めた。どこから来るかわからずに、振り返ることはしなかったけれど。]
 [直感?ならやっぱり、生身の人間なのかしら?それは──さあ。*]
 

(76) 2024/06/22(Sat) 15:34:11

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