[幸いにも水弾は重要部位の回路を侵食していない。
それに、トラッシュに一度弾を受けた経験もあった。
水弾を受けたボクたち1体もその場にしゃがみ込み。
機体からの放熱で浸食する水を蒸発させようとするだろう。
その間、自由に動けなくなってしまうが……、
壊れるよりはマシだと判断。
残る被弾を避けたボクたちがビル上空からオサムクンに声をかける]
もぉー、鬼ごっこのジャマしないでよ。
それとも、ボクたちがオサムクンを無視したからヤキモチ?
クスクスッ! 大丈夫だよ。
オサムクンともたっぷり遊んであげるつもりだから!
[なんて、軽口を叩きつつ。
ビル上からオサムクンの次の出方を窺うことにした。*]