(……ボクのこと、いつから誘いたいって思ってたの)
[そんな疑問が自然と顔を出す。
コウにいにとってだって、ボクって、子供の頃から知ってる女の子。
そう言う対象としては見られなくたっておかしくないのに。
ふわふわとりとめない思考の渦に飲まれていると、
不意に彼が花飾りに視線を向けて。]
へっ、 えっ、 え……っと、
[あの時の言い方的に――>>0:312>>0:313
フローラはボクが今日これをコウにいに
見せることを見越して選んだんだろうから
偶然じゃないと言えば偶然じゃない。
けど、ボクが選んだと言うのも語弊がある気がして。
若干迷った挙句、正直に話すことにした。]