[──そうして、目を覚ました彼に、お決まりの文句を云う。]よう、起きたな。残念ながら、お前はこのクソッタレな世界にまだ生きてる。 おれが救ってやった命だぜ。大事にしろよ。[そう言って、片眉を上げて笑った。]