[私の言葉受けて、安心したような男の子は疑うことを知らない無垢な幼子そのもの。
そのまま傍まで来ると、隣に腰を下ろします。>>48
事前に許可を申し出るしっかりした部分には内心、意外にも感じつつ、拒むことはしませんでした。
子犬の方はと言えば、突然の来訪者に警戒しつつも、チェックという名のクン活を開始。
せっかくのパレードを見に行かないのだろうかと思いつつも私は何も言わず、男の子と共に雲下で瞬くパレードの光や咲き誇る色とりどり火花を眺めていたでしょうか。
不意に、男の子が語り出しました。>>54]