[まあ、そんなこともありましたが。
ボクに新作のお菓子をくれるよりも大事なことってある!?>>74
そんな思いで問えば、彼は露骨にギクリと肩を揺らした。
分かりやすい。分りやすすぎる。>>75
自然、眼差しがもの言いたげな色を帯び。]
……ふぅぅ〜〜〜〜〜ん………
コウにい、誤魔化し下手すぎ。
[ふーーん。ふーーーーん。
今のところはないけど、誘いたい子は居る。と。
いや、いいんですよ。別に?
コウにいだって今年で27?28?とにかくそんくらいで
村の中じゃもう結婚して子持ちの人だっている年。
今まで浮いた噂のひとつもなかったのが不思議なくらいで
相手だってきっと村の女の子の誰かなんじゃないの。
長年お世話になってる彼に春が来たのなら、
きっともろ手をあげて祝福すべきだ。]