[愛弟子は好きな服の好みを聞いてもきっと上手く答えられないだろう、とは普段からの愛弟子を見ての師匠の判断だ。
なので、色々な服を贈って「好き」を探してもらおうという狙い。
それからランニングシューズも買おう、と思ったが。
よく考えればアタイは愛弟子の靴のサイズを知らない。
昨日の夜に思い立っての行動だからとはいえ、計画性がなさすぎる。
まァ、妹を助けるためとはいえ一般人をグーパンして救出しようなんて行き当たりばったりなコトを考える残念な脳筋だ。
しょうがない、シューズ以外の普段着を一着贈ろう、と。
「押忍!」と書かれたTシャツを一着。
トレーニングウェアと共に贈ろうか。
気に入らなければ部屋着として機能してくれる、はず。(?)]