[手紙と何かを送る姿は視線に映さぬように後ろを向いていた。
そこは彼女が置いてくるものだ、自分がとやかくいうよりもイヨリの決意を尊重するほうがいい。
終わったか?と出ていこうとしていたぐらいで待っていたイヨリを待ってから改めて歩き出す。
途中受付よりしっかりと報酬をもらっての帰り道]
何言ってるんだか。
満月はおおかみだろうとぶただろうと…あの門の向こうの世界でも、どっちにもあるんだろ。
[結局残るやつ多数というか、帰らなかったか。最後まで確認していないピギーは、満月とおおかみに紐づけるものを知らずにそういって]
……同じような景色が見れるってのも面白いもんだな。
[イヨリにしても、あるいは残りの旅人にしても、思い返せるものがあるのも、悪くはなさそうだなと、似通った互いの世界のことを思いつつ、イヨリとともに今日は自分の家へと変えるのであった*]