[誰かの声――その人の声>>38が、上の方から響く!]―――ルミ?[咄嗟に一歩踏み出した脚は、アレッキーノがすぐに駆け出しケンチクも彼を追う>>42>>45様を見て、一度止まる。ベッドの上で回復を待つレイルをひとりこの場に残すことになれば、いくら容体が安定して見えるからとはいえそれは躊躇われて。 医務室に留まることにしたハリコは、ひとまず棚から抗生剤を取り出して手近な机に置き、彼が起き上がれるようになる>>46までは、その傍につくことにした。]