[エンジン音>>#2。推進する船の揺れ――上がる速度。遠くから響く轟音>>#3。 医務室に留まっていたハリコには、甲板の上にルミがちゃんと乗れていると、まだちゃんと確かめられた訳では無かった。それでも。]………良かった、[真っ先に自然に零れたのは、その一言。]