>>82 ヤワタ
才能?それはどうも。
[ 魔力を持つ自分が、これを扱えるのは当然の事なのかもしれないと考えながらも、笑顔で応じる。 ]
そ?それなら良かった。
……ん?何?
[ 小声で呟く彼に耳を寄せようとするが、寄せずとも充分に聞こえると分かり姿勢を戻した。 ]
選んだ方がずっと写る窓…。
そんな事も出来るんだ。凄いね。
[ 悪戯ねぇ…。そう口に出すのは止めて、考えるように自分の顎に手をやった。 ]
じゃあ、海より人を選ぼうかな。
薬師から直ぐに薬を貰えるなら便利だしね。
[ この時点では本当に、その位しか思っていなかった。ずっと見れるのは愉快だろう。 ]