「聞いたぞシェルタン。
また僻地だとかバカにしやがって!
これだから銀河的大スター様は〜。」
ああはいはいごめんごめん!
あとその「銀河的大スター様」の顔を
君は最初全然知らなかっただろ。
そもそも僕は「銀河的」っていえる程の
地位や知名度を持ってる訳じゃない。
[この星にまでは追手の手は届かない――という認識あればこそ、シェルタンはこうやって、宿主の素性をある程度打ち明けることができる。]
ただちょっと、銀河間交流の公的行事で
公演させてもらったことがあるとか、
それでお偉いさんにも評価されたとか。
あと出待ちで行列できたこともあったとか……