フェアリーエリア・森の中
マウスくんのだったんだ。僕たち、近くにいたんだね
だからすぐに僕に気づいてくれたんだ
うん……さっきと違う音楽だけど、これも綺麗
[どういう仕組みか、とはもう考えなかった。夢の中には夢のようなアイテムがあるものなのだろう。
>>65だからその手元を横から覗き、素敵な宝物かもしれないオルゴールを賞賛するだけ。何と言う曲なのかは分からなかった。
知り合いについて答えてくれたのには、少年はそっかと笑みに少し苦さを含ませて相槌を打つ。
同じエリアにいたのだろうマウスが見てないのなら、本当に見間違いなのだろう。元々自分でも半信半疑だったのだ……と、少年は内心で肩を落とした。]