[そんな中、私が彼へとした問いかけに向けての問を彼から返されたから、好奇心に占領されていた意識がこちら側に戻り彼へと向き直り] 好奇心は、あるよ。 同じものを見ても、カラントさんは私と全く違うものの見方をしてる。 どんな風に見えるんだろう、思うんだろう。 その手が、どんなものを生み出すんだろうって。 そこを知りたい、知っていきたいって思う所が大きいのは本当。 でも、それだけなら私、 今までだって色んな人に思ってきた。