もう一度手紙を書き直さなければ―! そう思って再び取扱所に走ったけれども 郵便船は既に飛び立った後で。"前の手紙の変な部分を後の手紙で直す" というのも変な話だったので。「どうか郵便事故が起こってあの手紙が届きませんように」 なんて、願ってしまったのでした。