──“夢”の終わり、正門にて ──
[私とシーシャは現実世界で落ち合う手筈を整えます。
互いを見失わないように入念に打ち合わせを重ねてから、レオーネくんたちの待つ場所に向かいました。
正門では、マウスくんが待っていてくれたでしょうか。
>>86もしかしたら、新しいお友達やラピスくんと記念写真を撮っていたかもしれません。
近くには、マウスくんを見守るお母様らしき人。
私は彼女に微笑みかけます。]
……楽しそう、マウスくん。
[元気そうな姿に目を細めて、彼らを眺めていれば、そのうちマウスくんが私に気づくこともあり得ないことではなかったでしょう。
お話をする時間があったのかなかったのか。
ずっと友達だと告げられたなら、笑顔を持って応えました。]