ーFw:国家機密警察 刑事室ー
[青年が席を立ち>>84、誰もいない刑事室のタブレットに
一つ小さな通知音が響く。
差出人は、ヴァルハラ軍上層部。
内容は、今回の休戦に関する話だった。]
『近いうちに、トループとの国交が再開される。
これは今後の我が国の未来につながる重要な第一歩だ。
しかしそれは同時に、トループから多くの不穏分子が流れ込んでくることにほかならない。
どうかこの国を、その不穏分子から護ってほしい。
トループ国内の状況の確認なども必要になろう。
これは依頼でも命令でもない。
だが、休戦中の平和を必ずや君たちが
守ってくれると期待している』
[この密やかに送られたメッセージが確認されるのはいつのことか…それは誰にもわからない**]