[今のマイケルはもう大人で既婚、スイッセスの孫にあたる存在までいる。その家族はホワイト・マーブルに家をかまえており、私がそこに向かっていることはアーネストは知っているだろう。
私は、アーネストが幼い妹や弟たちを地球に残してきた理由を聞いたことがあるだろうか。
孤児であるから血は繋がらなくとも、彼女にとってそれが家族であるのは理解している。
また、彼女のホワイト・マーブルでの予定なども聞くことが出来たらと願う。勿論話したくない事を聞くつもりはない。
珈琲を準備するほんの一時の間でも、心を交わすのは十分出来る事だ。]*