…………はい。
[ニッコリと笑って答えながら差し出された手を取ると、瞳に映ったライトの顔がとても赤くて。
こんなに夢のような時間で、素敵な王子様なのに。
なんだかライトらしいなって。
私だって真っ赤なのに微笑ましくなっちゃったんだ。]
ありがと。私のためにいっぱい考えてくれて。
こういう時のライトって、本当にカッコイイね。
[飛んでしまったとしても、最後に格好がつかなくても。
そこで時間もいっぱい使ってくれる。自分に自信がないからこそ分かるし嬉しい。
私の隣を選んでくれる人はきっと素敵な人だって。その考えは今も変わってないから。
ライトの手を両手で包むときゅっと指を絡めるようにつなぐ。]