― いつかのスポーツジム:カラントと ―
[彼に話しかけたのは丁度、私には絶対使いこなせなさそうなマシンのセッティングが終わった付近。>>35>>36
私がライドオンしたら全身ガクガク待ったなしであろうマシンにもかかわらず、彼は難なく使いこなしている。
凄い、本格的。
動作の最中たまにアンドロイドの注意が挟み込まれるものの、凄い事に変わりはない。
アーネストと自分が一緒に行う物とは少し違う、男性の筋力トレーニングに少しドキドキを覚えたりして。
それにトレーニングしながらお話しできるって凄い。
どれも、今の私には絶対無理な事。]
わ…、
よろしくお願いします、
カラントさん
[わぁと、小さな歓声が思わず漏れた。]