そう、あの綺麗な人からなのね![胸の前、贈り物を両の掌で優しく包み込みながら目を閉じる。そうして踊り出したい気持ちをなんとか抑えて、立ち去ろうとする看守さんを呼び止めた。] 看守さん、あの人にお礼を伝えて下さる? とても、とても喜んでいたって[誰かからの贈り物を受け取る事は初めてじゃあないけれど、こんなに幸せに感じたのは久しぶりだったから。]