[再び、明るさを取り戻し]
んとなー
わがんね。わがんね。
[さらに、わからないと、答える。
差し出したおにぎりを断られたら]
んだかー?
吸い込まれねぇべか。
[いつぞやかみた、ペリエの食べ物が吸い込まれるように腹に入れる姿から、
その者もそうやって食べるのだろうと思っていた。
そして、決してきれいな食べ方ではなく、もぐもぐと食べながら]
うまいんよー。
食ったらなー、手がうまいんべ。
[手についた米を食べながら、手がうまいという。
足りる足りないという返事ではないが、これは満足はしているようだ]