[自身の言葉に聞き入ってくれる君。>>81 ──レディ・ラビィ。>>82 そう名付けて呼びかけたなら、 ラビィは初めて贈り物をもらった子供のように喜んでくれた。 零れる涙は今度は悲しみではなく嬉し涙なのだと分かる。 胸元に顔を埋められれば慈しむように抱き締めて、優しく頭を撫でてあげよう。 そうしてあやすように優しい声音で答える] ああ、そうだよ。 ラビィ。それが君の名前だ。 うさぎのように可愛いラビィ。 ラビィ……。[何度も繰り返して言うラビィに、 こちらも応じるように何度も呼びかけよう]