[まだグラスは半分以上残っているからすぐではないけれど、カラントの飲みっぷりに羨ましくなって。そうそう、とこちらを見たカラントから掲げられたグラスと向けられた言葉に、そういえば、とこちらもグラスを掲げ] 言われてみれば。 私もお兄さんの待たずに口つけちゃってた。 それじゃ、旅は道連れも3週間が過ぎたことに乾杯。 [グラスの縁を当てることは難しいけれど、添うくらいは出来るだろう。乾杯を済ませ、窓の外に広がる星雲と同じ、菫色のカクテルに口をつけ]