いつも助かるぞ、ラサルハグ。 その様子では不審な“隣人”はいなかったな?[ いつも通りに報告に表れた彼を、 オレもまたいつも通りに労った。>>58 オレの目が届くのはせいぜい城下町まで。 だから日ごろ大衆食堂まで出向いて 教えを説いてきてくれる彼の存在は、実にありがたい。 遠出の助けに、数少ないフロートバイクも1機預けた。 地表から十数cmの高さに浮かび、 荒れ地を走りやすい便利な乗り物だ。 必要なら軍から護衛を1人連れて行ってもいいんだが。 ]