― ロビー ―
[そのバイオロイドは無口だった。>>19>>21
最初の説明および対話は、メンタルチェックも兼ねている。
一応自分はドクターの肩書を所持していて、あの部屋も診察室と名がつく訳だし。
故に無口だった彼の反応が読めず、やや心配になった。
ヒトの手を引き戦場を走った、一機のヒトモドキについての資料を纏める。]
ジキセイ、
私とのカウンセリングや雑談が必要であれば
いつでも
[ロビーに顔を出し、声をかける。
今は外で接点があったらしいコルナと雑談中、なのだろうか。会話内容までは聞き取れなかった。
一時期活動場所が被っていたと思しき二機の資料に、情報が足りないじゃないかと資料にチェックを入れる。
彼と会話中だったコルナに小さく手を振って、ジキセイが良ければいつでも会話相手になろうかと。*]