[ふ、と真剣な面持ちで亜美歌は幸阪の方を向く。] ユッキー、ユッキーの今ってさ、満ちてる? 迷子ってない?迷子になんかなってない?[やっと言えた、彼女に一番聞きたかったこと。] ……私はたくさん、迷子ったよ。 迷子になって悩んで悩んで、泣いて。 何とかギリ踏みとどまれたって感じ。[辞めたけど自分にとっては大事な後輩、大好きで可愛い後輩だ。だから願わくはどんな道を選んだ彼女であろうと自分みたいな地獄は味わわせたくないなと]