日によって、変わってるのですね。[パンフレットを受け取りながら、私は感心します。レオーネくんは閉園の時間になったら、現実に帰るため、ここに戻ってくるように言っていました。>>3]戻らなかったら――――ううん、何でもないです。[戻らなかったら、帰ることが出来なくなるのでしょうか。そんな疑問は口にはしませんでした。]………ありがとう。[失くした大切なものが見つかると告げるレオーネくんにお礼をすると、私は送り出されるままに正門をくぐったのでした。>>4]**