……生活が?
[普段の様子からすると、育ちはいいとしか思えなかったが…話>>108を聞いていけば、徐々に全貌が見えてくる。]
貴族……そうだったんだ。
いや、それ聞いてむしろ納得したよ。
最初に見た時に、なんでこの村にこんなに気品のある綺麗な人が…って。
…まるでお姫様みたいだって、そう思ったから。
[少々色の濃いどこか異国を思わせるつややかな肌も、砂漠の出と聞けばなんだか納得する。
砂の国から来たお姫様。そこでもやっぱり満月は青銀に砂漠を照らすのだろう。
とてもぴたりとイメージに合った。まるで一枚の絵だった]