星狩りの国-暁の街-

33 【完全RP村】終のお宿と始まりの旭。


白薔薇 外浦部 翼

[その理音も、「先輩」の死によってまた後戻りしているのでは。
 そのことに対して言葉を紡げないでいた時に、「未練」の語が「先輩」の口から聞こえました。>>94
 感謝を告げながらも「大丈夫」の言葉を返すその人の内心にも、白薔薇の意識は寄ったのですが……。]

理音に会いたかったとは、今も望んでいる。
あの子の悲しみを、苦しみを、癒したいとも。

[白薔薇はまず自分のことを、正直に、さらりと口にしました。]

そうした未練の流し方は、私にはわからない。
この雪が、鐘の音が、いつか来る夜明けが、
この想いも全て融かしてしまう気もしてはいるが。

[この限られたひとときの中でのやり残しがあるかと言われれば、この時の白薔薇の思考には、あまりはっきりとしたことは思い浮かびませんでした。
 強いて挙げるならば他に見かけたお客様のこととか、女将さんから教えられた足湯のこととか、謎の人型白色物体(※宇宙服だとは白薔薇は考えていませんでした)の行方とか、なんとはなしに庭に植えられた植物がどんなものであるのか>>0:210>>0:211>>0:212とか、その程度のことが挙げられたのですが……。]

(112) 2024/12/30(Mon) 19:07:35

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