[まずは黒地の水張りパネルに
鮮やかなエメラルドグリーンが舞った。
他の部員たちがそれを龍に変えていく。
気品漂う神々しい、水神のような龍を。
そこに亜美歌たち別メンバーは銀の虎を横に書く。
こちらは対照的に荒々しいが、
大地に生きる獣の野生を宿すように堂々と。
これらが完成すればさらに上から
鮮やかな山吹色が黒地を所々残しながら
絵の大半を塗りたくった。
絵の上からさらに別の絵を重ね
別の絵を構築していくライブパフォーマンス。
過去が何であろうと自分で動けばい続きは作れる。
次から次へと塗り重ね、過去を無しには出来なくても
過去と今の努力を合わせた結果、
生まれるものがあると信じたい亜美歌のメッセージ。]