[拠点に辿り着いた時、矢鱈と──マルコシアスと比べて、だが──人が多いことにも驚いたが、それ以上にマルコシアスとも違う、旧世界の軍属のように整然と並んだその光景と彼らを取り纏めるボスと呼ばれた人物に対して、こんな歓待を受けるようなことをしたか?という純粋な疑問に目を瞠ったものだった。]…おいおい長虫くん。通信でどんな風に僕らのことを伝えたんだい。あのバアさんなんかすごいオーラ出てるんだが。トップってことはわかるがこれから取って食われないかね。[ひそひそ。]**