[松本の名や部員たちの存在を示す。>>7
無自覚な美濃のお節介という気遣いは同時、
深追いと捉えられるかもしれないけれど。>>28
松本の名にピクリと跳ねる眉、何処と無く固そうな声色。
ここで美濃が少しばかりあれ、という顔をする。
根岸の縁起が悪かったということでは全くなく、
反応の壁を感じ美濃が手応えの悪さを覚えたこと。
固さの理由が美濃視点分からず先生には相談したくないのかな、となった場面。
丹田は一瞬アドリブへの動揺由来かと一瞬捉えたが、
すぐさま違うと分かれば次のアドリブに動こうとする。
「松本先生に言うのは嫌?」と言おうとしてやめた。
松本と幸阪間の人間関係は今ので十分表れた、
自分がこれ以上重ねるのは蛇足過ぎるだろう。
丁寧に噛み砕き、重ねすぎてもくどくなる。
動きや視線・態度から表すであろう根岸こと幸阪は
“語らぬ語り”が良さであり強みであろうと、そんな気がしたのだ。]