[ふぅ、と少し疲れたような溜息を吐きながら] 宛名からビューの住所の場所は知っている。 叶うならアタイはビューを助けたい。 そんでもって、ビューを弄んだ男をグーパンで殴る! ヒーローは倒すべき悪がいてこそのヒーローなのサ。 あの子は勘違いしてたんだ。 ヒーローなんてのは平和な世界で目指した時点で終わりなんだ。 結局、自分を救えるのは自分。 ヒーローは困った人が立ち上がるために手を差し出し力を貸すしかできない。 それをあの子は分かっちゃいなかった。[悔し気に表情を曇らせながら、ぽつり]