っっっ、は、は、はなぜっ、や!!!!
ゴルあああああ!!!!
[男は、必死になって、男の腕を振り払う!!!
ぶぢっっっ!という音とともに、接続ポートから何かが千切れるのを感じた。
がっぶぅぅうううう!!!!と振り返りざま男の腕に噛み付いて、ばっっっ!!!と半分転げ落ちるかのように、男から距離を取る。
ぜえ、はぁ、と肩で息をする少年アンドロイド。
現時点では、もう撤退以外にできることはないだろう。しかしこいつの気が変わって殺されたらと思うと、警戒が解けないようだ。
全身がボロボロの状態だが…その目には怒りがこみ上げている。なぜだろう、顔も真っ赤になっている。そんなに怒っているのだろうか?
とにかく、ファイティングスタイルを取ったまま、彼はフィジシャンの行動に警戒を続けていた**]